イーロン・マスク氏「脳埋め込みチップ」人間の脳にチップを埋め込む手術に成功

医療機器会社Neuralink（ニューラリンク）は25日、初の臨床試験を開始する承認を米食品医薬品局（FDA）から取得したと発表。
イーロン・マスク氏は、テスラやスペースXなどの革新的なプロジェクトで知られる起業家ですが、その一方で、人間の脳とコンピューターをつなぐ技術を開発するベンチャー企業「ニューラリンク（NeuraLink）」を共同創設しています。ニューラリンクは、脳にチップを埋め込み、神経活動を記録・刺激し、コンピューターやスマートフォンと連動させることを目指しています。この技術は、神経疾患や障害を持つ人々の治療や生活の改善に役立つと期待されていますが、同時に、倫理的・社会的・安全性の問題も引き起こす可能性があります。この記事では、ニューラリンクの技術の詳細や今後の可能性、危険性について解説します。

ニューラリンクの技術の仕組み

ニューラリンクが開発している技術は、脳に埋め込むチップと、それを操作する外部のデバイスから構成されます。チップは、人間の毛髪よりも細い糸に取り付けられた3000個以上の電極が入った小型のプローブ（外科用器具）で、頭蓋骨に穴を開けて脳の特定の部位に挿入されます。電極は、脳の神経細胞（ニューロン）の活動を記録したり、電気信号を送って刺激したりすることができます。チップは無線で外部のデバイスと通信し、デバイスはスマートフォンやコンピューターと接続されます。デバイスは、チップからのデータを解析したり、チップに指令を送ったりすることができます。例えば、チップが記録した脳の動きをコンピューターに変換して、画面上のカーソルを動かしたり、文字を入力したりすることができます。逆に、コンピューターからチップに信号を送って、脳の特定の部分を刺激することもできます。これによって、脳の機能を改善したり、痛みや不快感を和らげたりすることができます。

ニューラリンクの技術の目的と可能性

ニューラリンクの技術の目的は、人間の脳とコンピューターのインターフェースを作ることです。インターフェースとは、異なるシステムや機器をつなぐ仲介者のことで、例えば、キーボードやマウスは、人間とコンピューターのインターフェースです。しかし、キーボードやマウスは、人間の脳の能力に比べて、非常に低速で低効率なインターフェースです。人間の脳は、膨大な量の情報を処理したり、創造的なアイデアを生み出したりすることができますが、それをコンピューターに伝えるには、手や指の動きに頼るしかありません。ニューラリンクの技術は、この問題を解決することを目指しています。脳に直接チップを埋め込むことで、人間の脳の能力をコンピューターに高速で高精度に伝えることができます。また、コンピューターから脳に情報を送ることもできます。これによって、人間の脳は、コンピューターの能力やインターネットの情報にアクセスすることができます。例えば、チップを埋め込んだ人は、脳の動きだけで、音楽を聴いたり、映画を見たり、本を読んだり、言語を学んだり、ゲームをしたりすることができます。また、チップを埋め込んだ人同士は、脳の動きを共有することで、言葉を使わずにコミュニケーションすることができます。これは、テレパシーと呼ばれる能力です。

ニューラリンクの技術は、人間の脳の能力を拡張するだけでなく、神経疾患や障害を持つ人々の治療や生活の改善にも役立つと期待されています。ニューラリンクは、重度の神経疾患や障害を持つ患者に注力したいとしています。例えば、脳卒中や脊髄損傷などで体の一部や全体が動かなくなった人々にとって、ニューラリンクの技術は、脳の動きをコンピューターに伝えて、義手や義足などの人工装置を動かすことができる可能性があります。また、パーキンソン病やてんかんなどで脳の一部が過剰に活動したり、不規則に活動したりする人々にとって、ニューラリンクの技術は、脳の動きをモニタリングして、必要なときに脳の特定の部分を刺激することで、症状を抑えることができる可能性があります。さらに、認知症やうつ病などで脳の機能が低下したり、気分が落ち込んだりする人々にとって、ニューラリンクの技術は、脳の動きを刺激して、記憶や学習能力を向上させたり、幸福感や快楽を増やしたりすることができる可能性があります。

ニューラリンクの技術の危険性と課題

ニューラリンクの技術は、人間の脳とコンピューターのインターフェースを作ることで、多くのメリットをもたらす可能性がありますが、同時に、多くの危険性や課題も抱えています。ここでは、その主なものをいくつか紹介します。

倫理的な問題：ニューラリンクの技術は、人間の脳に直接干渉することになります。これは、人間の尊厳や自由意志、プライバシーなどの倫理的な価値に影響を与える可能性があります。例えば、チップを埋め込んだ人の脳のデータが第三者に漏洩したり、悪用されたりすることはないでしょうか？チップを埋め込んだ人の思考や感情、記憶などが操作されたり、改ざんされたりすることはないでしょうか？チップを埋め込んだ人は、自分の意思でチップを取り外したり、設定を変更したりすることができるでしょうか？チップを埋め込んだ人は、チップを埋め込まない人と同じように社会に参加したり、法的な権利や義務を持ったりすることができるでしょうか？これらの問題に対して、明確な基準や規制が必要になるでしょう。
安全性の問題：ニューラリンクの技術は、脳にチップを埋め込むことになります。これは、脳に物理的なダメージを与えたり、感染症や免疫反応を引き起こしたりする可能性があります。また、チップやデバイスが故障したり、ハッキングされたりすることも考えられます。これらの問題に対して、高い品質や信頼性を保証することが必要になるでしょう。
社会的な問題：ニューラリンクの技術は、人間の脳の能力を拡張することになります。これは、人間の能力や知識の格差を拡大したり、社会の均衡や秩序を乱したりする可能性があります。例えば、チップを埋め込んだ人は、チップを埋め込まない人に比べて、学習や仕事、娯楽などの面で有利になるでしょうか？チップを埋め込んだ人は、チップを埋め込まない人と同じように人間としての感情や倫理を持つことができるでしょうか？チップを埋め込んだ人は、チップを埋め込まない人と同じように人間としてのコミュニケーションを取ることができるでしょうか？これらの問題に対して、公平なアクセスや教育、啓発などが必要になるでしょう。

また、ニューラリンクは、人間の脳にチップを埋め込む前に、非ヒト霊長類やネズミなどの動物での実験を行ってきました。しかし、ニューラリンクの施設では、動物の飼育や管理において、多数の違反や不備が発覚しました。例えば、動物の死亡や逸走、感染症やけがの発生、衛生状態の悪化、獣医師の不在などです。これらの事実は、米農務省の検査報告書に記録されており、動物福祉法違反の疑いで調査を受けています。

動物の死亡や逸走：ニューラリンクは、脳にチップを埋め込むために、サルやブタなどの動物を実験に使用していますが、その過程で、動物が死んだり、施設から逃げ出したりする事故が多発しています。例えば、2020年には、サルがチップの埋め込み手術中に死亡したり、ブタが施設の外に出たりしたことが報告されています。
動物の感染症やけが：ニューラリンクの施設では、動物の飼育や管理において、衛生状態が悪く、感染症やけがの予防や治療が不十分であることが指摘されています。例えば、2020年には、サルがチップの埋め込み後に感染症にかかったり、ブタがチップの埋め込み部位に傷をつけたりしたことが報告されています。
動物の獣医師の不在：ニューラリンクの施設では、動物の健康や福祉を監督する獣医師が不在であるか、不適切な役割を担っていることが指摘されています。例えば、2020年には、サルのチップの埋め込み手術を行った獣医師が、手術の経験がなかったり、手術後のケアを怠ったりしたことが報告されています。

人は技術を使ってここまでする必要があるのか

私は最近、日月神示やホピ族など神々の声や隠された歴史などを調べていることもあって、人は技術を使ってここまでする必要があるのかと疑問に思うことがあります。

日月神示とは、昭和19年から38年にかけて、神典研究家で画家でもあった岡本天明に国常立尊という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物です。日月神示には、人類の起源や運命、神々の意思や計画、世界の変革や審判、人間や社会のあり方など、私たちにとって重要なことが多く書かれています。日月神示によると、私たちは神々の子孫であり、神々の力を受け継いでいますが、同時に神々の試練にも直面しています。神々は私たちに自由意志を与えて、善悪の判断や選択を任せていますが、その結果によって私たちは報いられると言っています。日月神示は、私たちに神々の声を聞き、神々の道に従うことを勧めています。

ホピ族とは、アメリカ合衆国のアリゾナ州に住む先住民族で、古代から伝承されてきた予言や伝説が有名です。ホピ族の予言には、人類の歴史を四つの時代に分けて説明するものがあります。最初の時代は、人々が神々と共に暮らし、自然と調和していた時代ですが、人々が神々に背いてしまったために、大洪水によって滅びました。二番目の時代は、人々が再び神々と共に暮らし、自然と調和していた時代ですが、人々が神々に背いてしまったために、氷河期によって滅びました。三番目の時代は、人々が神々から離れて、自分たちの力で生きるようになった時代ですが、人々が争いや暴力に走ってしまったために、火山噴火や地震によって滅びました。四番目の時代は、現在の時代で、人々が神々を忘れて、技術や物質に依存するようになった時代です。ホピ族の予言によると、この時代も人々が神々に背いてしまったために、大きな災害や戦争によって滅びることになります。しかし、神々に従い、自然と調和し、平和と愛を求める人々は、新しい時代に生き残ることができると言っています。

日月神示やホピ族の予言を読むと、私たちは神々や自然とのつながりを失って、技術や物質に囚われてしまっていることに気づかされます。私たちは技術を使って、便利で快適な生活を送っていますが、その代償として、環境や健康、人間関係や精神など、大切なものを犠牲にしているのではないでしょうか。私たちは技術を使って、知識や情報を得ていますが、その中には真実や意味のあるものがどれだけあるのでしょうか。私たちは技術を使って、自分の欲望や野望を満たそうとしていますが、その結果として、不平等や不幸、紛争や暴力を生み出しているのではないでしょうか。

私は技術に反対するわけではありません。技術は人間の創造性や知性の産物であり、人間の幸せや発展に貢献することができると思います。しかし、技術は手段であって目的ではありません。技術は人間のためにあるのであって、人間が技術のためにあるのではありません。私たちは技術を使ってここまでする必要があるのかと問い直す必要があると思います。私たちは技術を使って何を得たいのか、何を失いたくないのか、何を守りたいのか、何を目指したいのか、という本質的な問いに向き合う必要があると思います。私たちは技術を使って、神々や自然とのつながりを回復し、人間としての本来の姿や役割を思い出す必要があると思います。

私は日月神示やホピ族の予言を信じるというよりも、参考にするという姿勢で読んでいます。私はこれらのメッセージには、私たちにとって大切なことや忘れてはならないことが書かれていると感じています。私はこれらのメッセージには、私たちにとって必要なことや選択すべきことが示されていると感じています。私はこれらのメッセージには、私たちにとって希望のあることや可能なことが語られていると感じています。私はこれらのメッセージを読んで、自分の考えや行動を見直し、自分の生き方やあり方を改善し、自分の目標や夢を実現しようと思っています。