オアスペという書物をみなさんご存じですか?天使からの啓示を受けて書かれた書物で、創造主の教えや地球の歴史が霊的な視点から描かれているのですが、宇宙や地球の創造に関する神秘的な知識、人類の歴史における神々や天使の働き、そして人類の霊的な目的や運命が明らかにされています。
実際の書物では、独自の言葉や記号で表現されているため、理解するのは難しいですが、その奥深さと美しさに触れることで、貴重な霊的なガイドとなるでしょう。
では、さっそくどんなことが書かれているか見ていきましょう!
世界の真実が書かれている 世紀の啓示書「オアスペ」
オアスペは、1882年にアメリカの歯科医ジョン・ニューブローが天使からの啓示をタイプライターで自動書記したとされる書物です。この書物は、地球の創造と人類の歴史について驚くべき内容を描いています。
最初に、ジェホヴィはエーテリア界(神界)からコーポリアル界(物質界)に光の線を放ち、その線が交わる点に原子を集めて、太陽や惑星を作りました。次に、ジェホヴィはアトモスフェリア界(霊界)からコーポリアル界に霊の線を放ち、その線が交わる点に生命の種を集めて、植物や動物を作りました。そして、ジェホヴィはエーテリア界とアトモスフェリア界の両方からコーポリアル界に霊と光の線を放ち、その線が交わる点に人間の種を集めて、人間を作りました。
このようにして、地球はエーテリア界、アトモスフェリア界、コーポリアル界の三つの界からなる宇宙の一部として創られたのです。
最初に創造された地球人類はアスと呼ばれる原始的な人々でしたが、霊的なことを理解することができませんでした。そこでジェホヴィは他の惑星で肉体を失った宇宙の霊を地球に招き、アスと交わらせて第二の人類イヒンを誕生させました。イヒンは霊的な能力に優れていましたが、肉体的には弱く、やがてアスと交配して第三の人類ドルークや第四の人類ヤクも生まれました。
オアスペによると、イヒンは日本人の祖先であるとされています。イヒンは約2万5000年前にパン大陸という大陸が水没したときに、日本列島に逃れてきました。日本列島はパン大陸の残骸であり、イヒンはそこで縄文文化を築きました。イヒンは他の種族と交配することを禁じられていましたが、やがてドルークやイフアンと混血して、現代の日本人になりました。
ジェホヴィは人類を霊的に進化させるために、神界の大天使や天使長を地球に派遣しました。彼らは地球の五大地域(パン大陸、アジア、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ)を担当し、人類にインスピレーションを与えたり、霊界に昇った人々を導いたりしました。また、彼らは「神の船」と呼ばれる宇宙船に乗って地球を視察し、人類の文明や文化を発展させました。
しかし、人類は自分の利益のために生きるようになり、地上と霊界は腐敗しました。ジェホヴィは約3000年ごとに地球を含む太陽系が神界の光の領域(ダンハ)を通るように1サイクルを設定し、ダンハが訪れるごとに地球担当の神を神界から派遣して、地球と霊界を浄化・救済する仕組みを作りました。しかし、それでも人類は繁栄と衰退、進歩と堕落を繰り返すばかりでした。
時代 | 年代 | 物質界の出来事 | 霊界の出来事 |
---|---|---|---|
最初の時代 | 紀元前7万9000年ごろ | 最初の人類アスが誕生 | 創造主ジェホヴィが地球と人類を創造 |
第二の時代 | 紀元前7万6000年ごろ | アスが直立歩行を始める | 神界の霊が地球に降臨し、人類を教える |
第三の時代 | 紀元前7万3000年ごろ | アスが町や国で暮らすようになる | 神界の霊が人類に文明を教える |
第四の時代 | 紀元前7万年ごろ | 獣人が人間の前に現れ、戦争が始まる | 獣人の霊が人間に悪影響を及ぼす |
第五の時代 | 紀元前6万7000年ごろ | 人間が肉食になり、暗闇に覆われる | 人間の霊がジェホヴィの声を聞かなくなる |
第六の時代 | 紀元前6万4000年ごろ | 獣人が4つの頭領に分かれ、地上を支配する | 獣人の霊が地上の天国を支配する |
第七の時代 | 紀元前6万1000年ごろ | 創造主ジェホヴィが人類に新しい啓示を与える | 創造主ジェホヴィが地球の天国の改革を始める |
第八の時代 | 紀元前5万8000年ごろ | 人類が信仰者とウジアンに分かれる | 地球の天国が信仰者とウジアンに分かれる |
第九の時代 | 紀元前5万5000年ごろ | 信仰者が神の船に乗って世界を巡る | 地球の天国が神の船に乗って世界を巡る |
第10の時代 | 紀元前5万2000年ごろ | パン大陸で高度な文明が築かれる | パン大陸の天国で高度な文明が築かれる |
第11の時代 | 紀元前4万9000年ごろ | パン大陸の文明が衰退し、戦争が起こる | パン大陸の天国の文明が衰退し、戦争が起こる |
第12の時代 | 紀元前4万6000年ごろ | パン大陸の文明が再興し、平和が訪れる | パン大陸の天国の文明が再興し、平和が訪れる |
第13の時代 | 紀元前4万3000年ごろ | パン大陸の文明が再び堕落し、戦争が再開する | パン大陸の天国の文明が再び堕落し、戦争が再開する |
第14の時代 | 紀元前4万年ごろ | パン大陸の文明が最盛期に達する | パン大陸の天国の文明が最盛期に達する |
第15の時代 | 紀元前3万7000年ごろ | パン大陸の文明が崩壊し、戦争が激化する | パン大陸の天国の文明が崩壊し、戦争が激化する |
第16の時代 | 紀元前3万4000年ごろ | パン大陸が水没し、現在の大陸が形成される | パン大陸の天国が破壊され、新しい天国が形成される |
コスモン時代 | 1848年~ | 創造主ジェホヴィが人類に新しい啓示を与える | 創造主ジェホヴィが地球の天国の改革を完成する |
パン文明の後継者は日本の縄文人
約2万5000年前、ジェホヴィは人類の堕落に業を煮やし、神界から大天使や天使長を招集して、地球と霊界の大改革に乗り出しました。その際、パン大陸とその上空の天国の土台が引き裂かれ、パン大陸は水没しました。この大洪水によって、地球の地形は大きく変わり、現在の世界地図とほぼ一致するようになりました。
その際、パン大陸から逃れた人々は、五つの船団に分かれて世界各地に散りました。そのうちの二隻は、パン大陸の北に残された一部である日本に漂着しました。この二隻の船団はイヒンと呼ばれる、宇宙からやってきた天使の子孫であり、霊的なことを理解できる人々でした。
オアスペによると、イヒンは日本に住み着き、縄文文化を築きました。そして、彼らはパン文明の精神を受け継ぎ、日本から他の大陸に文明を広めたとされています。
つまり、オアスペでは、パン文明の後継者は日本の縄文人だったということになります。このような主張は、竹内文書という日本の古史古伝とも類似していると言われています。
オアスペは、このように地球と人類の驚くべき歴史を描いています。しかし、それだけではありません。オアスペは、今の私たちに、創造主ジェホヴィの愛と教えを知り、霊的に進化することを伝えようとしています。
現在はコスモン時代
オアスペによると、現在は、コスモン時代(1850年から4850年まで)と呼ばれ、地球と空と霊魂が一体となる時代です。オアスペは、この時代には、人類は肉食から草食に変わり、戦争や暴力から平和や協調に向かうことを予言しています。オアスペは、この時代には、人類は神や主神や救世主を必要としなくなり、創造主ジェホヴィだけを信じることになることを告げています。オアスペは、この時代には、人類は自分の霊魂を高めるために、創造主ジェホヴィの声を聞き、その天界を見ることができるようになることを教えています。
日本の役割
約2万5000年前にパン大陸が沈没したとき、創造主ジェホヴィは地球とその天国の大改革に乗り出し、パン大陸とその上空の天国の土台を引き裂きました。その際、パン大陸の人々の中から、霊性を持つ人類の血が色濃く残る子孫である日本人を選び出し、日本に漂着させました。そして、彼らに対して次のように宣言しました。
「見よ、あなたがたは、これから8つのヒダンの後(訳注:約2万4千年後)に訪れるであろう『天国の御業(the labors of heaven)』を解き放つ鍵となるであろう。というのも、あなた方(日本人)はすべての人類の中でもっとも古い人たちであると評価されるからだ。あなた方は、パン大陸の北の残骸とされる場所に住むことになるであろう。その場所は、『ザ・パン』と呼ばれるであろう。」
この予言は、『オアスペ』の第25巻「ザ・パン」に記されています。『天国の御業』とは、創造主ジェホヴィが地球の霊的進化のために計画した大きなプロジェクトのことで、コスモン時代と呼ばれる1850年から4850年までの3000年間に実行される予定です。コスモン時代は、物質界と霊界が融合し、人類が見えない世界を理解する時代です。日本は、その天国の御業を解き放つカギとなるであろうとオアスペに予言されています。
以前書いた、ホピ族の予言でも
『禊の日が近づいた時、かつてホピ族の教えを受けた白い兄が欠けた石板を持って戻り、世界を清め平和に導く』
と予言しています。この白い兄とは、日本人のことを指しているという説があります。ホピ族の予言は、日本人にとって大きな使命と希望を示しています。
では、一体私たち日本人は、どうすべきなのでしょうか。
日本人の祖先とされるイヒンは地球生まれの物質と宇宙生まれの魂の両方を持ち、スピリチュアルな理解を持ち神の教えを守る聖なる人々でした。
日本人は子供のころから、神様やお天道様に見られていると教えられ、人を思いやることを大切にと教わってきました。日本人らしさを失わず、自分たちの霊的な遺産を再発見し、霊的な知恵と科学的な技術を発展させ、世界の平和と調和に貢献していくことでカギとなれるのではないのだろうか。
オアスペは、世紀の啓示書と呼ばれるにふさわしい内容を持っています。この書物は、日本語にも翻訳されています。もし興味があれば、ぜひ読んでみてください。
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