子育て世帯への不公平?大学無償化政策の矛盾

健康・生活
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政府の新しい少子化対策に怒りが湧いてくる。なんと、2025年度から3人以上の子どもを持つ世帯は大学の授業料が無償化されるらしい。表面上は素晴らしい支援に見えるが、この政策には明らかな矛盾がある。なぜ3人からの支援なのか?1人や2人の子供を持つ家庭はサポートに値しないというのか?

特に、私のような家庭では、3人の子供がいても歳が離れていて一度に3人を扶養している期間はほとんどない。これでは実質的な支援にはならない。たとえば、長女が大学を卒業すると、次の子はまだ高校生。この間に3人目が生まれたとしても、長女はすでに扶養から外れている。つまり、この政策は実際には「一時的な支援」でしかなく、本当の意味での家計の負担軽減にはならない。

さらに、授業料だけで年間約81万5000円、4年で326万円。3人の子供を大学に通わせると約1000万円。この巨額の費用をどうやって工面するのか、具体的な支援策は見当たらない。医学部など高額な学部の授業料無償化は大きな支援になるが、それにしても3人目からの制限は理不尽だ。

政府は所得制限なしの大学授業料無償化をうたうが、その実態は「限られた家庭」だけの恩恵に過ぎない。全ての子育て家庭に平等な支援を求める声が高まる中で、この政策は不公平を助長するだけだ。家庭の状況は千差万別。政府の支援策は、全ての子供たちに平等に届くように設計されるべきだ。

この政策の矛盾は明らか。もっと現実的で公平な支援策を求める声が、もっと大きくなるべきだ。

R.HEART

パンクな見た目とキツい言葉使いで世の中をよく皮肉るけど、実は見かけによらず常識的で心優しい性格が見え隠れする。子供のころ、DIGI_Tの生徒で優等生だった過去は隠しているが、彼女の人格形成はDIGI_Tの影響を少なからず受けている。

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